ミッション・ビジョン合宿

2025年01月29日 新着情報

企業が成長していくためには、戦略・組織・人材の3つの要素が重要です。この3つの要素の根幹には、企業が「何のために」・「どこに向かっていくのか」というミッション・ビジョン(経営理念)が明確になっていることが不可欠です。

なぜならば、組織は企業の目的に向けて協業する個人の集合体です。そに集まった社員は様々な価値観や生活経験・知識・スキル・判断基準をもった多様な人々であり、それらの人々のもつ能力が同じベクトルの向きに完全に揃って発揮されなければ、様々なロスや軋轢を生じさせ、最大限に企業の価値を世の中に提供できないからです。

 

『組織能力=ベクトルの合力』を最大化するには、組織の構成員一人ひとりのベクトルの向きを揃える必要があります。

そのためには、ミッション、ビジョンなど企業の理念を言語化し、組織の目的や進むべき方向性を明確にすることが大切なのです。

 

当研究所では企業様の『ミッション、ビジョン・行動指針の策定』をご支援しています。

ミッション・ビジョンが共有されていないと、社員は毎日の仕事をノルマとしてしかとらえることができず、仕事の工夫や改善も起きることなく、主体的に働く喜びを見出すことができないということが生じやすくなります。

また、そこで働く意義を見つけられず、モチベーションの維持が困難になり離職、つまり人材の喪失につながります。

 

そこで、社員の気力/意志力と英知を一つにまとめ、より創造的・生産的な発展を継続していくために、経営者や役員、会社の主軸を担うメンバー参加のもとで会社を離れて自然環境豊かな場所で『ミッション・ビジョン合宿』を行います。

1泊2日のオフサイトでの合宿では、日常の思考から離れ、参加者全員で自分たちの会社は何のために存在するのか、その事業を行うのか、どのような社会課題を解決し世の中によい影響をもたらすのか、大切にしたい価値観や自社の強み等を、上下関係抜きで徹底的に話し合い、具体的に言語化する作業を行います。

寝食を共にしながら本音で魂を傾けて協議するので、メンバー間の理解も一層深まります。

情熱がこもった納得するミッション・ビジョンが定義づけられた瞬間には、参加者の皆さんの心からの笑顔と大きな拍手が沸き起ります。

 

ミッション・ビジョンを決めることは、「企業文化」の仕組みを作るための最初の一歩です。

その次の段階では、社内全体に浸透するためにどのような方策をとる必要があるのかを具体的に明確化する「ミッション・ビジョン浸透戦略会議」を行います。

そして、「クレド/行動指針(ミッション・ビジョンを実現するために必要な社員の考え方や態度)の策定」や、その後も業務と結びつけた浸透のプロセスをご支援しています。

 

ミッション・ビジョンの浸透が上手くいっている企業様からは、「社内コミュニケーションが活発化した」、「社員が主体的に会社の理念に沿って考え、判断・行動をするようになった」、「業績回復し、会社の未来が明るくなった」などの嬉しい言葉が聞かれ、コンサルタントとしてのやりがいと確信を深めています。